スマホゲームに適したスマートフォン機種とは?

スマホゲーム

今回はスマホゲームに適したスマートフォン機種について説明します。
ひと昔前のスマホゲームといえば、パズドラやモンストなど、誰でも気軽にダウンロードして遊べるタイトルが主流でした。
ですが、スマホゲーム市場の拡大やスマホの高性能化に伴い、高スペックを要求するタイトルもリリースされるようになりました。
これらのタイトルを快適にプレイするために開発されたのが、ゲームプレイに特化したゲーミングスマホと呼ばれる製品です。
ゲーミングスマホにはどのような特徴があるのでしょうか。項目ごとに分けて説明していきます。

CPU
ゲーミングスマホには最新のハイスペックCPUが搭載されています。
CPUはデータ処理に係わるパーツです。CPUの性能が高い程、処理速度が速くなり、ゲーム画面がサクサク動きます。
他のパーツの性能が良くても、CPUの性能が足りていなければゲームは快適に動作しないでしょう。
CPUはスマホの性能を決めるうえで最も重要なパーツであると言えます。

RAM(メモリ)
メモリ容量が高いと、複数のタスクを同時に処理できるようになります。
ゲームプレイ中はリアルタイムで複数の処理が実行されています。
メモリ容量が足りていなければ、処理が追いつかず、ゲーム画面にカクツキが発生してしまうでしょう。
普通のスマホのメモリ容量は4GBがスタンダードですが、ゲーミングスマホは最低でも6GB、中には16GBのメモリを搭載しているモデルもあります。

リフレッシュレート
リフレッシュレートとは1秒間に何回画面が切り替わるかを示す値です。
この値が高いほど、滑らかな映像を映し出すことができます。
特に動きが激しいFPSなどのジャンルでは重要視される項目です。
通常のスマートフォンは60Hz(一秒間に60回画面が切り替わる)ですが、ゲーミングスマホでは120Hzや144Hzといった高リフレッシュレートの製品が販売されています。

画面の見やすさ
画面の見やすさに関係するのは、解像度と画面サイズです。
解像度が高いほど、きめ細かい映像を映し出すことができます。
ゲーミングスマホではフルHD+の高解像度製品が販売されています。
解像度が高ければ、画面サイズが大きくなっても画質の粗さを感じづらくなります。

ストレージ容量
ストレージ容量が大きければ、より多くのゲームデータを保存することができます。
高グラフィックのゲームはデータ容量も大きいです。
そのため、ゲーミングスマホのストレージは256GB〜512GBといった大容量になっています。

バッテリー容量
高い処理能力を必要とするゲームは、多くの電力を消費します。
バッテリー容量が少なければすぐ電池切れを起こしてしまうでしょう。
自宅でプレイする方は、電源ケーブルを繋げば良いと考えるかもしれません。
しかしながら、充電しながら高負荷のゲームをプレイするとスマホが発熱し、バッテリーも劣化しやすくなります。
そういった意味でも、ゲーミングスマホには大容量のバッテリーが必須です。目安として4000mAh以上あれば十分でしょう。
また、高速充電に対応したモデルも販売されています。

冷却性能
ゲームをプレイしていると、スマホ内部に熱が発生します。
熱が蓄積するとCPUの性能が落ちたり、場合によってはスマホが強制的にシャットダウンすることもあります。
PCや家庭用ゲーム機に比べて小型であるスマホは、排熱という点ではどうしても不利になります。
ゲーミングスマホの中にはこのような問題を解決するため、独自の冷却機構を実装したモデルも販売されています。

以上、項目別にゲーミングスマホの特徴を説明してきました。
一方で、ゲーミングスマホのデメリットとしては、価格が高いこと、重量があるという点が挙げられます。
どちらも性能を高めた結果なので仕方がないと言えるかもしれません。
あと、人によっては派手なデザインが苦手という意見もあるかもしれませんね。

タイトルとURLをコピーしました