オンラインゲームでトラブルに発展した事例

オンラインゲーム、子供 インターネット

2021年の総務省が発表した調査内容によると、インターネット利用者全体では28.1%。インターネットを利用している人の3割近くは、オンラインゲームを利用している計算になるといいます。

今回は幅広い年齢層から人気を集めるオンラインゲームでトラブルに発展した事例について、ご紹介します。主に子供がオンラインゲームをしている時に起こる事例について、記載してみました。

■課金関連での問題
●子供が親に隠れて高額の課金を行う
これは親が気を付けておかなければならない問題ですが、かなり多いみたいです。
ゲームでの課金方法としては以下のものがあります。
・クレジットカード
・キャリア決済
・「iTunesカード/Google Play ギフトカード」

この中で「クレジットカード」「キャリア決済」などはIDとパスワードさえ知っていれば、
自分のゲームアカウントで課金が出来てしまいます。
なので、親に無断でクレジットカードを持ち出したり、親が設定したパスワードを覚えて、
キャリア決済などをするなどがみられるみたいです。

これらで課金した場合、現金を使った認識が無いため、いくらでも課金が上限まで出来てしまうのです。その結果、最低でも10万以上の金額を使うことがザラで、親にかなりの高額請求メールがいきます。

なので、クレジットカードは子供の目に届かなり場所の保存、
キャリア決済時のパスワードなどは子供には見えないようにするなどをして対策をしましょう。

●何故するのか?
子供が何故そこまでして、課金をするかですが、理由は多くあります。
一言で言えばオンラインゲームでの課金アイテムは魅力的な物が多いからです。

「キャラクターの見た目を変える」「強力な武器を手に入れる」「未課金プレイヤーより強くなれる」など
課金をすることで、ゲームの楽しみの幅がかなり上がります。

また、課金してない友達に自慢出来たりもするので(ここが一番大きいかもしれません)、
課金してない子にとってはかなり気になってしまうものです。
なので、どうしも課金したいと思って、親に隠れてやってしまう子がいます。
ですから、課金の有無については親としてはよく話し合って決めた方が良いです。

■オンラインゲームでのコミュニケーションツールからの問題
●オンラインゲームから現実の事件へ
今の時代、子供・大人に問わずゲーム内では見知らぬ人とチャットや通話で話すことが出来ます。
その中で、仲良くなったりしてゲーム仲間になり、一緒にゲームをする事だってあります。

更にそこからオンラインゲームだけではなく、オフライン(現実)で会って遊んだりする時もあります。
それが、同い年とかならまだ良いです。ですが中には子供と大人が会うケースがあるのですが、
もしもそうなる場合、親は絶対止めてください。

それが原因で誘拐事件や監禁事件になる場合もありえるからです。
実際にそれらの事件が起きたことが多くあります。

例え、どんなに相手が優しい人だとしても、子供と大人だけが会うのはかなりの危険性があるので
子供にはどれだけ危険かを伝えましょう。

■最後に
オンラインゲームは悪いものだと思われた方もいると思います。
ただ、悪いものだけでなく、友達が出来たり、コミュニケーション力が上がったりと
悪い事ばかりではありません。
節度を持ってやれば、将来的にも役に立つことも多いので、子供とちゃんと話し合って
楽しくゲームをプレイさせましょう。

参考資料

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